2003/07/31 | また偏っている | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
邦楽が嫌いな理由の一つに、自分で作詞 作曲していない歌手が多い、ということがある。 少なくとも「アーティスト」と呼ばれる 立場にあるのだから、芸術的視野も考慮して 自分で曲を作りそれを自分で歌うくらいの執念が 欲しい、と思う。 また、作詞にしても「愛している」だの 「恋している」だのと、歯の浮くような 台詞ばかりで、心に響く感銘を受けるような フレーズがなかなかないのも疎ましく思う。 その点洋楽だと、英語で何を言っているのか わからないから、聞いていていちいちあれこれ 考える必要がない(自分の場合はね)。 しかし乏しい語彙力の中、奇跡的に知っている 単語がでてくると「なるほど、雰囲気的に悲しい メロディーだからこの単語が出てきたのか、」などと 感動する時がある。実際和訳されている歌詞を 見てみると、邦楽では絶対にありえないような 想像もつかない詩で歌われている曲もある。 それに邦楽は「ハズレ」が多い。自分の狭い 範疇の中からでも、100聞いて1つか2つ いいなと思う歌があればいいほうだと思う。 しかしこの「当たった」歌こそ、日本人ならではの 感性があり、そして日本人が歌ったからこそ 感動することができた、と確実に言うことが出来る。 このような歌にめぐり合える可能性がある限り 邦楽の魅力が鈍ることは決してないと思う。 (起承転結・・・ではなくて起承転転??)
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