2003/08/09 | 経済2 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本来ならば夏は海だ花火だと、煌煌とした 明るく楽しいイメージがあるのだろうが、 どういうわけか私は、戦後何年という先の大戦に 纏わる終戦を謳った何かこそが夏の到来を感じさせる 風物詩的な叙情がある気がする。 明治生まれの祖父がまだ健在であるため、 戦時中の話をよく聞きにいく。あまり多くを 語りたがらないが、しかし日本史の教科書にでて くる人物や歴代の首相の事を聞くと、知っている。 当然といえば当然かもしれないが、こちらは 教科書でしかしらない人物を、なんと実在の頃を リアルタイムで知っているからとても感激した 覚えがある。 戦時中の生活の話などを聞くと、我々が現代、 この飽食の時代に生きているのが申し訳ないくらい に思えてならない。 現代は、活気のない日本経済の中で逼迫した 生活を強いられている気がするが、それでも戦時中の 生活と比べれば何100倍もましなんだね。 そう考えて今日も労働に励む。この些細な力が もしかしたらこの国の経済復興につながるかも しれないことを信じて。
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