2003/11/06 | ギリギリ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
考え事をしながら歩いていたら、誰かに ぶつかった。見上げると、それは外人。 とっさのことだったので、ここは日本語で 謝るべきかそれとも英語か。いずれにしろ言葉が 思い当たらず「あ・・あ・・」と、まごまごしている 間に相手のほうから「Oh−すみまセーン」と 言われた。 (こ、コノー!こっちは必死に言葉を探していた というのに先手をとりおって〜。こっちにも 謝らせろー。)とか何とか考えているうちに 相手は行ってしまったよ。はあ、情けない。 さて、上で「外人(外国人)」と表記したけど、 外人というのはどこの国の人のことを普通思う だろうか。 私はこれまで欧米の方々のことを、大体「外人」と 思っていた。日本から地理的に遠いし、見た目的にも 日本人とはかなり異なる。 故に、イメージ的に日本人から見た外国人という 意味から、外人と呼ぶにニュアンス的に抵抗は なかった。 ところがどうやら時代が変わってきたようで、 「外人」の言葉を構成する要員として、今や アジア系を抜きにして語ることは出来ない。 新聞やテレビのニュースを見ると毎日どこかに アジア系外国人と表現された語彙が見つかる。 さらにそれに加えて、Wカップ以降、マスコミが 一致団結でしている親韓的な報道と 朝鮮半島の政治的問題の報道と相乗効果で、 朝鮮半島へはまるで電車で行けるくらいの 距離に感じている。 外国人とは西洋人だと位置づけていた自分の イメージは、もはや遠い過去のことである。 アジアが近づく一方で、欧米はどんどん 遠のいてゆく。 これを上手くバランスさせることはできない のだろうか。
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