2003/12/04 | 富士山 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
冬の空気が澄んでいるこの時期、海の向こうに 富士山が見えるときがあります。とてもきれいに くっきりとね。 確証はないけど、地理的に見て海の向こうに 富士山が見えるところって、内房総くらいではない かな。東京以西では陸の先に見えるはずだし。 政令市の中では一番小さい都市かもしれないけど、 こんなめでたいことがあるんだよ、千葉。 小学生の時、海辺で絵画をする授業があったけど その時も確かみんなが富士山を書いていたかな。 そんな懐かしい記憶と共に、そう、あれは3年前の 1月。朝、海越しに富士山を見て「今日はあの山の 麓まで行くんだなー」っていう時があったのです。 nさんのところにマフラーを交換してもらいに いきました。山梨県。 当時付いていたマフラーがやたらとうるさく ってね。静かなマフラーに交換してもらって それは今でもまだ付いている自分のお気に入りの パーツです。感謝感謝。 聞けばこの日はnさんの誕生日。アっ、手ぶらで きちゃったよ。それも本人にマフラーの交換を させちゃって。そうでなくとも、正月の三が日に マフラーの交換なんかに訪問するなんて非常識? なんて思ったりもしたんだ・・。 作業が終わり、2人して温泉に入って 露天から夜景を臨んで「あーそうそう。今日ね、 こっちにくるとき出掛けに富士山が 見えたんですよ。すごくきれいだったんだ。」 なんて話をしたら、なんとこちらでは毎日当たり前の ように見えるから珍しくもなんともないって。 「何!?富士山が珍しくないって!?」これは カルチャーショック。 こちらでは冬でしか見ることは出来ないし、 それも毎日見えるわけではない。 それに見えるときは拝みたくなるくらいにきれいに 見えるので、とってもありがたい存在だったのに。 いいところに住んでいて羨ましいな、って 思ったけど「いや、こっちも負けていないぞ。 こっちだって海の向こうに見えるんだ。」などと、 ひそかに対向意識が燃えてきた瞬間でもありました。 (どんな意識?)
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