2004/01/06 | 年賀状の乱 | ||||||||||||||||
だいたい毎年、年賀状をプリントする時 おおよそ3種類の分野に区分して作成している。 1.恩師や会社の上司などのお堅い人物に送る 大真面目系。堅苦しい文章が中心となる。 自分で作っておきながら「こんな年賀状 届いたって当たり前すぎて面白くないだろ」って 思うくらいに重々しい年賀状となる。 2.友人や知人に送る、もっともポピュラーな 和やか系。写真や近況のコメントを副えたり なんかして多少くだけた感じになる。 出す枚数もこの層が一番多いね。 3.友人の中でも、さらに特定の人物に送る 恥ずかしい系。出す相手はごく少数ではあるが、 この層に出す年賀状が一番頭を使う。 普通に作成してはいけなく、何か狙わなければ ならない。文面には勿論、「2004」だの「賀正」 だのの正月を漂わせる文字はない。あるのは ギャグのみ。それも相手を笑わせなければ ならない厳しい世界。年頭の挨拶なんかどうでも いい、いかに相手が満足するかどうかが勝負の ポイントになっている。 出すことが決まっている人物には12月の段階で 全て投函済みだけど、正月に、出していない人物から 届いた時のために、3枚余計に作成しておく。 どの層の人物からきてもいいように、上記の 1.2.3それぞれから1枚ずつ作成して予備としておく。 自分はそんなに多く出す方ではないし、たくさん 届くわけでもないからね。予備は3枚くらいで済む。 まあ、普通に考えて3.の予備年賀状の出番は ないのだけれど、ないならないで保存しておけば いい。あとでこれを見たときに、「2004年は こういうレベルだったか」と次回作成の時に役立つ。 例年、上記1.2.の予備年賀状を使うか使わないか 程度のことなんだけど、今年はどういうわけか 3通も予想しなかった人物から届いた。 3通目のが昨日届いたんだけど、上記1.2.の 予備年賀状はすでに投函してしまっており、 手元には3.の予備年賀状しかない。 この3.の年賀状を出すのか〜?相手は世話に なっている会社の社長さんだぞ。本来なら1.の 年賀状が一番望ましいのだけれど・・・。 頭の中で悪魔と天使がささやく。 悪「いいから出せよ。もしかしたらギャグが 評価されて近々出世できるかもしれないぞ」 天「駄目よ、相手は社長さんよ。こんなの出したら 怒られちゃうわよ」 悪「天使の言うことなんか聞くことないぞ。お前の ギャグセンスはおれが保証する。悩んでないで さっさと出せ」 天「待って。落ち着いて考えて。普通にあなたが こういう年賀状をもらって喜ぶと思うの? 常識で考えてみて。郵便局にいけば、まだ 普通のハガキがきっと売っているわよ。」 ああ、僕は悪魔と天使とどっちの意見を取れば いいんだ。
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