2004/03/07 | ブルートレイン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
毎日乗り降りしているJR駅は、都内でも比較的 大きいらしくい、電車の車庫も兼ね備えている ようだ。 この車庫にはいつも寝台特急の客車が、 おそらく長距離の長旅を終えてか、それとも今夜の 出発を待ってなのか、常に待機状態に常備されている みたい。 仕事が終わり、駅のホームに並んでいると隣の 東海道線のホームにこの寝台特急が通過していく ことがある。 車輌の行き先表示をみてみると「長崎」だって。 はぁー、長崎まで行くのかー。 夜中に発車して到着は翌朝。闇夜を切り裂いて 走りぬける青い車体。何てエレガントなんだろう。 ロマンスを感じさせノスタルジーを髣髴させる。 新幹線や飛行機と違って、今まさにこの線路を 走ってそんな遠くにまで行くなんて、こいうことを 夜中のシンフォニーといってもいいのではない だろうか。 いつだったか、上野駅で札幌から帰ってきた 北斗星号を見たことがあったけど、何と最後尾 車輌には雪がびっしり積もっていたよ。 北斗星なんて「札幌行き」とかいっておいて そんな遠くまで行かないで実は大宮あたりで 引き返してきたりしているんでないの? とか思っていたこともあったけど、しかしそれだけに あの雪は甘美的だった。 自分のスープラも確かに青は青だけど、 夜走ったところでヘッド+フォグランプが 殺人的に明るいだけで、何のロマンスもないよ。 同じ青でも、郷愁が全然違うよね。 それにしてもいいなぁ、ブルートレイン。 死ぬ前に一度は乗ってみたいよね。
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