2004/03/21 | 最先進産業 | ||||||||||||||||
本来、人間が労働活動をするということは、 どんな仕事であろうと、人の為だったり社会の 為だったりと、世の中のどこかで必ず役に 立っているものだと思っていた。 しかしどうやら、考えが甘かった。 企業活動をすると個人に被害を与える会社(?)も 存在するようで。 いきなり個人宅に「督促状」と称された手紙を 送りつける。その書面の内容には、 「あなたには何万何千円の未納金があります。」 「あなたの債権は当社が請け負いました。 この未納金を期限以内に支払わない場合、 当社の社員があなたの自宅や職場に債権の取り立てに 伺うことがあります。」 というような内容が記載されている。もちろん この内容は全くの出鱈目だし、そもそも債務の譲渡は 行政上((?)だったと思う)の手続きを踏まな ければならないらしい。 それにしても、よくこういった手口を思いつくもの だと関心させられるよ。 昨今の「おれおれ詐欺」とか「重機でATMを 壊す」とか、悪知恵を働かせる「産業」だけは年々 目覚しい進歩を遂げているね。 こういう労力を社会活動に向ければ、この低迷 している景気も少しは良くなるかもしれない。 と思うんだけど。 先ほどの債権請け負いの話だけど、これが エスカレートして、今ではいきなり個人の携帯 電話に電話をかけて先ほどの内容を電話で直接口頭で 告げる、という脅迫めいた手口も蔓延している らしい。 自分が仕事を選ぶ際は、例えば賃金がいくら とか勤務地がどこそことか、そういうもの あるけど、自分の労働が社会にどのように 関わっているのか、も少なからずも考慮していた。 債権云々の仕事をしている人は、どういう 意思でその仕事を選んだろう??もしかしたら 会社でなくて個人でやっているのかもしれない けど・・・。
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