2004/08/02 | お久しぶりです&怪談十四話目 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
久々の日記更新になってしまいました(^^;と言うのも・・ 入院しておりました(T_T)5月31日より三週間と自宅療養 二週間という長期静養でした。原因は風邪のウィルスが 肝臓に入ってしまいγーGOTなる数値が常人なら40位 らしいのですが、私の場合12,800!!と半端じゃなく 高かったらしく病院に行った時点で医者から「こうなる前に 倒れるか死んでるよ・・・」とお褒め!?の言葉を頂戴して しまいました。そんな、切羽詰った状態なのに御見舞いに来て くれる友人達は「どうせ飲みすぎだろ」とか「悪い女と・・・」 日頃の行いというものは、こんな時に現れてしまうので しょうか?友人関係も含めて考え直さなきゃ(爆) さて、本題(^-^) 今回、入院した事も有って思い出した御話しを・・・ 今回の入院でも色々な体験をしたのですが、それは次回 に取っておきまして・・・ 病院というのは人の「生死」が日常で行われる所なので 沢山の喜びと悲しみが渦巻いております。そんな所です から「霊」も多くなってしまいがちです。そして、それを 狙っている者が居る所でもあるのです。 皆さんは「死神」が実在すると思いますか? 死神というと、なんか魂を持って逝くとイメージされるかも 知れませんが・・・私が見たのは「死を告げる」者でした。 約10年前、祖母が入院していた時に付き添いをした事が 有りました。日中は、看護体制がしっかりしているので 良いのですが、地方の病院なので夜は付き添いが必要との 事でした。深夜三時ごろ、祖母のベットの下にマットを敷いて寝ていると廊下を「スス〜スス〜」と歩いている訳でも なく軽い物が滑っているような音がしたので、何かな? と思って廊下に出て見たのですが何も有りませんでした。 しばらくして、「スス〜スス〜」と、また聞こえてきたので 何だろう?と病室の廊下側にある天窓を見ていたら・・・ 何か黒い塊が廊下の天井を這っているのです!ハッとした 瞬間、その黒い塊が病室の中に入ってきて・・・天井から 祖母を眺めているのです。その姿は・・・体は病人の着るような 浴衣を着た老人なのですが、顔は10歳くらいの少年です。 手足は、天井に張り付いたまま顔だけが180度回転して こう言ったのです。 「・・・コイツジャナイナァ・・・」 その声は、明らかに老人のしわがれた声でした。 その異様な姿、声に私は金縛りで全身は硬直したまま、 止め処なく冷や汗をかいていました。 それは、ほんの短い時間でしたが私を見て病室より出て 右に曲がっていきました。私の居た病室の隣りにはもう一つ 個室があるのですが・・・彼が病室を出て五分後には 看護婦や医師が駆け込んでいく音がしてきました。 隣りに居た、お爺さんが亡くなったようでした。 翌日、祖母が 祖母「可哀想な話しだけど、私じゃなくて良かった」 俺「バァちゃん、見えてたの?」 祖母「まぁ・・・ね」 様々な体験をしてきた方だと思うのですが、あんなに異様な 霊を見たのは初めての体験でした。 久々の日記で文章が分かりにくいかもしれませんが 読んで頂いた方に感謝いたしますm(__)m もし、宜しければご感想もいただければ幸いです。 怪談の季節!?なので・・・喜んで頂けるようでしたら また投稿したいと思います。
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