2005/10/18 | Fスポイラー直りましたー | ||||||||
ロッテの優勝はとても嬉しいことだけど、 どうも素直に喜べない。 常に首位を走っていた福岡SBが、従来なら 優勝していて間違いなかった。それがプレーオフと いう制度のために、あっけなく優勝を逃す。 最後の数試合の勝敗の数で優勝が覆ってしまうのなら 何のためのペナントレースなのか。何のための 努力なのか。これでは選手達が報われないだろう。 一方で、こういう制度だからこそロッテが31年 ぶりに優勝を達成できた、ともいうこともいえる。 ロッテだけでなく、毎年最下位争いをしている ような球団においても同様のチャンスが巡って きたといえると思う。 考え方によってはどっちにもとることができるから 非常に複雑な心境になるね。 もう一つ残念なことがある。昨今の、ファンを 軽視したご都合主義による球界運営主体の マキアベリシズムなやり方に、プロ野球が大嫌いに なっている。 ナイター中継はみなくなったし、試合結果も 全く気にならなくなった。 試合に勝つも負けるも、チームワークが優れている からとか熱いファンの応援があるからとかでは なくて、いくらお金をつぎ込んだかによるもの だと思っていた。 実際は4番バッターばかりを揃えたところで最強の チームになったか、というと全くそうでは なさそうだし、そういうことくらいファンとして わかってほしいのだけれど、一度汚染された このような体質からはなかなか脱却することが できないようで、年々つまらなくなっていること だけが事実な感じで。 しかし球団もまた企業であるわけだ。勝ちの ために手段を選ばないというやり方に対してなんら 異議を唱えることはできない。ただしファンは確実に 減るとは思う。 実際僕はプロ野球は全く興味がなくなったわけ だけど、しかし結果論から今年だけは開幕から 見ていたかった。阪神とロッテが優勝したから。 この数十年の間、この2者の組み合わせの 日本シリーズなんてまず考えられなかったことだ。 それに今年からセパ交流試合も始まり、趣深い 展開があったわけだ。 かといってここでまたファンに戻ってしまうと、 まさに運営者側の意図にはまってしまったようで 何とも情けないけれど、しかし阪神vsロッテ とても楽しみだ。 連日マリンに通いたい。どこの球団よりも ファンを一番大事にしているロッテの選手達に ぜひとも頑張ってほしい。日本一になってほしい。
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